炎撃のような夏の空

4/5
前へ
/7ページ
次へ
 朝飯を完食した頃には、由宇葉は自分の食器を既に洗い始めていた。仕方ないから俺は、自分の分を持って流し台に向かう。  俺はあることに気付く。こいつめちゃくちゃ隙だらけじゃないか?  持っていた食器を、近くの物の上に置いて、姿勢を低くして由宇葉に近寄る。由宇葉は俺に気付く気配がない。今なら、いたずらができる!!  俺は、由宇葉の手元を確認する。右手にスポンジで左手は今はフリー。今だ!!  俺は、由宇葉のスカートを一気にめくり上げ、そのままワンピースの中に体を滑り込ませようとする。 「バレバレ!」  見事、スカートをめくることに成功するものの、後ろ蹴りをモロにくらう。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加