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「ここかぁ…;;やっと付いたーっ;;;」
船の上から少女の安堵の声が聞こえる。
この少女は…シャーネ。
名字は無く、クラウド元帥の弟子だった。
だが……元帥が寝坊したシャーネを置いていって先に教団に帰ってしまったために1人でくる羽目になったのだ。
「もぅ…ホント師匠は酷いなぁ…」
ふてくされた顔をしながら門の前まで行った。
「キモ…まぁいいか……すいませーーんっ!!
クラウド元帥の紹介で入団希望のシャーネです!!!」
門番をみて、変な事を言ったが…置いといて……。
反応が無いので、どうしよう…。と悩んでいたシャーネに声がかけられた。
「……お前、新人か?」
そこにはポニーテールをした、少年――神田ユウ。
が殺気を出しながら立っていた。
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