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と同時に肩に感じる違和感。
え?これはもしや…?
とワクテカしながら
振り向いた私を待っていたのは
上半身がスーツで下半身が
タイツ姿の変なおっさんだった。
「コンニチハ、ミユウサン」
「……はい?」
そのままスルーして学校へ
向かおうとしたわたしは、
変なおっさんの言葉に
思わず反応してしまう。
なんでこのおっさん、
わたしの名前を知ってるんだろう?
もしかして親戚のおっさんとかだろうか?
と考え込むわたしをよそに、
おっさんは更に言葉を続ける。
「ワタシハコーヅマトイウモノデス。
アルヒトニタノマレテ、
アナタニイイモノヲアゲニキマシタ。」
イイモノ?コーヅマ?ハゲ?
なにそれこわい。
「ハイ、コレ。」
とおっさんは馬鹿でかい段ボールを
わたしに差し出すが、
それを受け取るのってなんか怖いじゃん。
あ、でも中身気になる。
どーする、わたし。
受け取る
おっさんを襲う
→逃走する ピッ
よし、とりあえず逃げとこう。
「エ、チョットミユウサン!?」
と叫んでいるおっさんを放置して
わたしは学校へ急いだのだった。
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