ep 3 師匠

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そのあと、母にだけ魔力を話した。 "230" この数字はいつも笑ってくれる母からさえ、笑顔を奪っていった。 「学校、頑張りなさい」 「はい」 この二言だけ。 この二言だけ会話して、僕は部屋に籠った。 夕食も食べずに枕を濡らしている間に、下であんな話がされてたなんて。 次の日、学校に行くと、担任から僕にだけある紙が配られた。 簡単には要約すると、 "レイン=ハルトは魔法を授業では習わず、勉学にのみ励む" の意だった。
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