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『最悪だぁ~、飲み物なんて飲みながら歩くんじゃなかった』
茂蕪は心の中で呟いた。
「おい!! 聞いてんのか!!」
不良の一人が茂蕪を殴ろうと腕を振り上げたその時
一人の学生欄を着た、長い包み物を持った少年が横道を通った。
「・・・・・・」
少年がそのまま過ぎ去ろうとした。
「助けてくれぇー」
少年はそのまま去っていった。
「ああー、俺はもう終わりだぁー」
「なんだったんだあいつ?」
「まぁ、いいや。それよりもてめぇ、殴られるか、金出すか決めろ」
すると、壁の横からさっきの少年の顔がひょこっとでてきた。
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