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少年が茂蕪に聞く。
「いくら?」
「いくら?何がだよ?」
「だから、助けて欲しいんだろ?」
「ああ、助けてくれ」
そこに割って入る不良。
「なに、二人で話してんだ!!俺達はこの眼鏡にようがあんだよ!!」
「・・・少しだまってろ」
鋭い眼差しと低い声で言う少年。
「!!・・・」
驚く不良達。
「メガネ、助けるかわりに報酬をくれ」
「・・・わかった!!お金出すから助けてくれ」
「その依頼をうけた!!」
「そぉーゆうことで、そのメガネはなしてやってくれ」
「なに勝手なこと言ってんだ!!」
隙を見て不良達から離れる茂蕪。
「あ! お前逃げてんじゃねぇ」
茂蕪を追う不良達、そこに立ち塞がる少年。
「相手なら、俺がする。依頼人に手を出すんなら容赦しない」
すると少年は、長い包み物の包みを開いた。
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