ACT1 プロローグ

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「賢い人は好きだ・・・」 よっ、と声を出し飛び降りる。 ボクは彼の置いていった荷物――ずだ袋に手を伸ばす。 神父の依頼だと、 これが目的の代物になる。 何が入ってるのだろうか。 ・・・。 そう考え、袋に手が当たったら瞬間。 ・・・もぞっ。 と袋が動いた。 ? 新手のモンスターか? もう一度触れる。 今度はびくっ、と震えた。 ・・・。 中身が気になる。 ・・・開けてみよう。 開けるなとは言われてないしな。 好奇心に身を任せ、恐る恐る袋を開けると・・・。 ――天使が顔を出した。 いや、比喩なんてもんじゃない。
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