西軍雪合戦!

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「フハハハ!これでも喰らえ!」 「Σぐはぁっ!」 「ふん!長曽我部、貴様に勝ち目はない…」 「チッ……」 ここは大阪城。 昨日大雪が降り出し、大阪城の庭は白銀に包まれた。 そして今、西軍の三成、元親、幸村が雪合戦を展開していたのだ。 「熱血ゥ!真田砲ッ…いざ参る!!」 幸村は硬く丸めた雪を渾身の力で投げた。 しかし、幸村の属性は炎だ。 雪玉を放ったが、すぐに空中で跡形もなく蒸発した。 「俺は鬼……!雪合戦なんざ完璧にΣぐはぁっ!」 いきなり元親の顔面にカチカチの餅が直撃。 投げたのは希代の智将と謳われる毛利元就だった。 「喧しい鬼よ。早々に視界から消えよ」 「痛ぇじゃねぇか!毛利!」 「ふん、長曽我部の分際でケチつけるでないわ」 「酷くね?!」 一方、 「見ろ刑部!私の速攻雪玉を!」 「ヒヒヒ!メデタキナ」 「喰らえ真田ァァアア!」 「はっ!」 三成の雪玉をイナバウアーで交わした幸村は雪を丸めて放った。 が、しかし蒸発。 三成には届かなかった。 「く……何故、某の攻撃は……叱って下され、お館様ァァアア!!」 「醜いな」 「痛い子だな」
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