*恋
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次の日の朝。 私は、バス停に近づくにつれ、自分が緊張 していくのに気付いた。 ―――あのあと、私と彼は一言も言葉を交わさず、 バスに揺られた。 たまに手がぶつかったりすると、ドキッと してしまうのに、意識してたのは私だけで、 彼は素知らぬ顔で立っていた。 そして、私の降りるバス停の1つ前で 降りて、スカイブルーの傘を差して つまらなそうに歩いて行った―――。 .
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