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部屋はどこになるか、確認して教室を出ていくアル達
ここ、ルノアール学園は全寮制なのである。
｢部屋番号見ただけじゃ、どこかわからないな｣
｢みんな同じ棟だといいね｣
期待に胸を膨らませつつ、寮に到着する５人
ちなみに寮は１棟～５棟まである
寮の案内板を見たアルがみんなに部屋番号を聞く
｢えーっと、
レクサス402号室
リリ403号室
エレナ504号室
クライヴ505号室だな｣
全員の部屋を見つけたアルが声をあげる
｢うわっ、みんな１棟で同じ棟だ。しかも俺とレクサス、リリは四階
エレナとクライヴは五階だ｣
｢なるほど、俺の隣はリリってことか｣
｢よろしくね、レクサス｣
｢えークライヴの隣って気持ち悪い｣
｢失敬な、いくら美人でスタイルがよくても、暴力的なレディには興味はない｣
みんな近いのはよかったけど、隣は誰だろうと気にするアルだったがわからないものはわからないので
みんなで部屋に向かった
エレベーターに乗り、四階に着く
｢じゃあ、またな｣
｢エレナ、遊びに行くからね｣
｢変なことすんなよクライヴ｣
挨拶を交わし、四階の３人はエレベーターを降りる
エレベーターから見て、俺の部屋は一番奥なのでめんどくさいと思いつつ歩くアル
｢じゃな｣
順番的に近いレクサスが部屋に入っていく
すぐ隣のリリの部屋にも着いたので
｢リリ、また明日な｣
アルが挨拶をし、行こうとしたらリリに呼び止められる
｢ア…アル｣
｢なんだぁ？｣
｢なんでもない、明日から授業だし頑張ろうね｣
｢ああ、頑張ろ｣
何かを言いかけたリリに気になりながらも、自分の部屋に歩き出したアル、
ちなみに405号室だ
部屋の前に着いてアルはある疑問を抱いた
｢部屋の鍵貰ってないけど、どう開けるんだ？｣
疑問に思いつつドアを見ても鍵穴がない
本来鍵穴がある場所にボタンみたいなものが付いていた
それを押してみるアル
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