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シェリーは表情を元に戻し、何事も無かったかのように答える
「別に理由なんか無いわよ、ただ暇だったから」
「そっか、そういえば今日の朝の話なんだけど」
どうしてもアルは変態という不名誉なイメージを変えたいみたいだ
「知ってるわよ、一緒にいた筋肉バカに押されて、突っ込んできたことぐらい」
予想外の返答にアルは固まる
「じゃ…じゃあなんで二回もビンタをしたんだ?一回目は仕方ないにしろ」
「変態には変わりないでしょ、今だって部屋に来てからチラチラ見てたし」
「ゲッ…バレてたのか、無意識に目がいってしまうみたいで」
アルは焦って答える
「まぁいいわ、慣れてるし
あんたは女の子を押し倒すなんて大胆なこと出来るような顔に見えないし」
「うっ」
図星なのかアルは反論出来ていない
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