地獄の夏合宿

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アルも準備をし、いつもの時間に家を出る そして寮の前にはいつものメンバーが揃う、いつもの風景のはず… 「おはようって、なんでクライヴとエレナが腕を組んでるんだ!?」 アルは驚きのあまり、すごい顔をしている 「2人付き合うことになったみたいよ、お似合いだよね」 先に来ていたリリが教えてくれた 「そうなんだ、こうなるとは全く予想出来なかった…」 「これでクライヴに先を越されたな、3人で初彼女を誰が作れるか競ってたんだけどなぁ」 レクサスが残念そうに肩を落としている アル、レクサス、クライヴは彼女が居たことか無かったのだ 「み…みっともないわ、外でベタベタくっついちゃって」 シェリーが顔を赤くしながら怒っていた 「シェリー~羨ましいって顔に書いてあるわよ」 エレナが意地悪そうにシェリーをからかう 「そ…そんなことないわ、何を言ってるの」 湯気が出そうなくらい赤くなったシェリーは先にスタスタ歩いて行った
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