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「うわぁぁ」
叩かれた勢いでアルフォードは、曲がり角から出てきた人にぶつかった。
「きゃあ」
どうやら女性にぶつかってしまったらしい。
(この柔らかい感触はまさかおっぱ…)
アルフォードの顔に柔らかい感触が伝わってから、ほんの一瞬の出来事だった。
「なんなのよ、この変態」
女性の右手がアルフォードの頬を赤くする。
凄い勢いでビンタされたアルフォードは、脅えながら女性の姿を見た。
太陽の光を浴びてキラキラ光る綺麗な金髪、
極め細やかな白い肌
グラビアアイドル顔負けの抜群のプロポーション。
誰もが振り向くであろう
整った顔立ち。
つい見とれてしまったアルフォードを見て、女性が
「じろじろ見ないで、朝から気分が悪い」
そう言って歩いていってしまった。
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