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「まったく、名門に入っても何にもあんた達は変わらないんだから」
「エレナも声が大きいよ。
ア…アル、レクサスおはよう」
「「おはよう」」
2人が返事をする。
騒いでいる方は
エレナ・バーナード
言っておくが変態だ。
おとなしい方は
リリ、アイシクル
2人ともアル達の親友だ。
「あんなことしてるからアルはモテないのよ、せっかく顔は美形なのに」
「エレナさっきの見てたのか?違うんだあれは」
必死に弁解しようとするアルをからかうようにエレナが
「見てたよ~、そんなに触りたいなら私はいつでもいいのに~」
エレナはわざとアルに向かって谷間を強調させる。
さっきの女性に負けず劣らずのスタイルをしている。
透き通おるような綺麗な銀髪からするシャンプーの匂いと谷間に見とれていると、すかさず
「ここはじゃあ俺が」
両手を出しているレクサスにエレナは
「お前はいいんだよ、アルはからかうと面白いからやってるの!」
と罵声を浴びせられ
しゅんとするレクサス、
地味に気にするアル。
「ほ、ほら
早くしないと遅れちゃうから歩こう?」
リリの言葉に反応し、4人で歩き出す。
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