僕とメリーと口裂け女

弐

で、口裂け女が住むことになったんですが･･･。
毎晩毎晩喧嘩の嵐
くだらない理由ですぐ喧嘩になる。
それで毎回毎回大家さんに怒られるのは僕なんだ･･｡
いい加減にしてほしいものだ

で、そんな人を置いておくわけにはいかないので････
「口裂け女さんとモカさん」

｢｢なによ!!｣｣と口をそろえて言う。
「私のマネしないでくれない!？」
とモカさんが言い
「アンタだってしないでよ！」

････｡これじゃぁきりがない

「聞けっつってんだうがコラ」

僕だってキれるときはキれる
毎回毎回こんなんじゃぁ困る

｢｢はい･･･｡すいませんでした｣｣

「わかればいいですよ･･｡口裂け女さん。モカさん。よく聞いてください」

「その口裂け女っていうのやめてくれない？私にはかれんって言う名前があるの」

「冗談はよしてください口裂け女さ･･･グハッ！」

鉄拳を食らいました。
まさか口裂け女が本名じゃないなんて信じられない！
かれんだなんて････｡

「くち･･･かれ･･んさん働いてもらいます。もちろんモカさんもね」

「いま口裂け女って言おうしなかった？」

「いやいや、口がきれいですね。って言おうとしたんですよ」

「ならいいけど」

「とにかく働いてもらいますよ!!」

「私はいいけどモカ年齢と身長たりんの？（笑）」
とかれんさんは挑発をした。

「（笑）って何よ!!!バカにしてー!!!」
と･･･また喧嘩が始まってしまった。
一体いつまでこの生活が続くのやら････