S1-2 Renfie=Espanior

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と、とにかく対話だ。 話せば何とかなる!多分! 人間、絶望的状況ほどわずかな希望にすがりたくなるものだとは、思わないかい?fromノア 「あ、あの・・・レンフィ・・・さん?」 「ねぇ、ノア?」 「はひぃ!」 普段とはかけ離れたドスの利いた声に思わず声が裏返った。 そんな俺を無視して彼女は一歩近づく 「あんただけ課題が終わってないの知ってるよね?」 また一歩 「その補習があるの知ってるよね?」 グイッと息がかかる距離まで、顔を近づける。 「その補習が今日なの、知ってるよね?」 レンフィさん、余りにも目がマジっす。微塵も目が笑ってないっす。 「そ、それは・・・」 生きた心地がしない空気の中、不意にレンフィは背を向けて数歩離れた。 そして話し始める 「私さ。今日はお出かけしようって思ってたんだ。でもね、どっかの誰かさんのせいで、学園から呼ばれて予定が台無しになっちゃった」 俯いて、声のトーンが落ちてゆく 楽しみにしてたんだろうなぁとしみじみ思った。 反省?しないよそんなの 「でもいいの」 彼女は振り向いて明るく言い放った。 「私ね。許可もらってきたから」 「うんうん・・・え゛」 杖を取り出すと俺の鼻先に突き付ける。 「ちょっ。待て!話せば分かる!話せば分かるから!」 「ううん分からない☆」 「ひ―――ッ!」 鼻がジュッと鳴った。 「ぎにゃああああああ!!!」
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