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20XX年6月某日、この日は快晴だった。
-午前8時-
俺は会社の同僚である、佐藤という男に電話を掛けた。
『もしもし、佐藤か?』
『あぁ、そうだが?というか、俺のケータイに掛けてるんだから他に誰が出ると思うのか?』
と、いつものように相手を馬鹿にしたような口調だった。
『・・・そうだな。ところで、こんなに天気がいいんだしスカイダイビングしないか?』
『それはいいな。じゃあ、いつものように飛行機のほうは手配しておく。お前はパラシュートなどを準備しておけ。』
相変わらず命令するやつだと俺は内心苛立った。
『了解。では、例の場所に13時で。』
そういって俺は一方的に電話を切った。
・・・それにしても楽しみだな。
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