不思議なロボット

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ようやく、蒼葉さんのご自宅に着き。 相変わらず豪華な家。 洋風でロシアにいるみたいとか思っちゃう豪邸。 こんな凄いロボット作るんだもんな。 すげぇ金持ちに決まってる。 若干体調が悪そうな朱雨さんを引き摺って、中に入れば原っぱの上で日向ぼっこして寝ている蒼葉さんが 見えた。 黄「蒼葉さーん。」 蒼「んむ、…お?きの、どおした?」 黄「いや…朱雨さんが変なので…」 蒼「朱雨が変?」 黄「さっき音が途切れて…熱があるみたい何ですよ。」 蒼「……あー………zzZ」 黄「蒼葉さん寝ないでください。」 蒼「はっ…!朱雨、身体見して。」 朱「は、い…」 蒼「左と右、どっちがいい?」 黄「……左」 蒼「あー…いいチョイス…朱雨、ちょっと失礼するよー」 そう一言朱雨さんにいえば、朱雨さんの胸の飾りを触り始めた。 朱「ん、…」 黄「ちょっ!?」 蒼「検査だよ。熱があるときは朱雨、感じねーの。」 朱「あ、んっ…!」 黄「すんげぇ感じてるじゃねえか!あんた馬鹿か!」 すぐさま蒼葉さんから朱雨さんを取り上げると。 蒼「知ってた?朱雨って左のびーちくの方が感じるんだよ?」 朱「そ、れ…はきん、くです…っ」 蒼「あー…音途切れてるね」 黄「だから!それをさっきから言ってるでしょうが!」 蒼「ふん、」 黄「さっさと直してください!」 蒼「無理」 黄「はぁ!?」 蒼「政府からの贈り物で朱雨を組み立てたから。直し方わかりましぇーん…」 黄「……お前…」 蒼「あ、でも…朱雨が赤い瞳の時は壊れるかもって。」 黄「かも…ってなんですか…」 .
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