終わりは始まり

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星輝(セイキ)高校2年生、竜崎伊織(リュウザキイオリ)は普通の高校生だ。 自分で言うのも恥ずかしいぐらい普通だ。 ただ近いと選んだ高校へ行き、授業を適当に聞き流し、部活もしないで帰る。 そんな生活を送っていた。 「伊織帰ろうぜ~。」 「あぁ、いいよ。」 今、話しかけてきたやつは宮村恭介(ミヤムラキョウスケ)。 俺と同じ帰宅部仲間だ。 「なぁなぁ。 今日ゲーセンによってかねぇ。」 「いいな!行こうぜ。」 この辺はつまらない場所だ。 とくに都会でもなく、行くとこもないからいつもゲーセンで遊んでいた。
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