メイドお嬢様の事情

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私は小学校までは ごく普通の生活を送っていた でも中学校は普通ではなく お母さんに言われ "使用人"学校へ入学。 お母さんは昔から 肝心な事はいつも いきなり言う人だけど ちゃんと私の事を 第一に考えてくれる。 だから、私が"使用人"学校へ 入学する前は 「あなたが普通の学校へ 行きたいのなら ちゃんと言ってちょうだいね。 無理矢理この学校に 行かせる訳じゃないから 嫌なら嫌でいいのよ。」 と、笑顔で言ってくれた。 そんなお母さんが大好きだし 人の為に尽くすことは 嫌いじゃない いや、寧ろ私は好きだった。 だから私は "使用人"学校へ入学することを 決め、 それから二年間、 使用人として必要な知識を 頭いっぱいに叩き込まれた "使用人"学校では 使用人として必要な知識の他、 中学生に必要な知識から 高校生に必要な知識、 それから常識的な知識まで エリートの先生が教えてくれた .
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