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みんな一通り話しが終わると帰る準備をし始めた。
良く見ると、テーブルの上には皿があったがほとんど料理はなかった。
ちゃっかり、みんなでパーティーしやがって。
そんなことを考えている間に信は帰る準備が出来ていた、
「んじゃ、また来週。純聖、腫れ治しとけよ!」
そう言い、お父さんも出て行った。送りに行ったのだろう。
そして、真美と真美のお父さんも謝りながら帰って行った。
「お母さん。何ちゃっかりパーティーしてるの。」
「そりゃ純聖が起きないから・・・」
「そりゃそうだけど・・・」
「え!待ってて欲しかったの??」
「いやそんなことないけど・・・」
「あんたの分は残してるから。明日でも食べてね!お母さん疲れちゃったからもう寝るね。おやすみ。」
そう言うなり、2階に上がって行った。
リビングには純聖一人っきりになった。
せっかく布団あるしここで寝るか。
にしてもあの目、なんだったんだ?まぁ考えても無駄だろう。でも気になる。
純聖はその目の事を考えながらまた深い眠りに入った。
あの目。
あの真っ黒の目。
あのどす黒い色をした目。
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