1人が本棚に入れています
本棚に追加
あの純聖の誕生日から三年が過ぎた。
去年、急に真美が受験をすると言いだしたので純聖と信も受験する事になった。
そして今は純聖の家で勉強会をしている。
まぁ純聖と信はやる気ないが・・・
「純聖ぃ、受験ってめんどくさいなぁ。」
「たしかにな。まぁやるって言ったしな。」
「まぁな。純聖、理科教えて。」
「どこ?」
「食塩水とかの計算問題。」
「はぁ。塩酸とかわかる?」
「わからん。」
「まじか。真美は?」
「一応わかる。」
「信、やろか。」
「純聖、今まで気になってたんやけど、なんで純聖、理科だけメッチャいいん?真美を抜いて一位だろ?理科だけ。」
「知らん。もう科学者なろかな?」
「いや、真剣になれば?」
「冗談やって。てか、なんで真美は受験するとか言いだしたん?」
「なんとなく。」
「なにそれ。」
「なぁ純聖、早く理科教えて。」
「ごめん、ごめん。」
最初のコメントを投稿しよう!