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ピピピ・・ピピピ・・ピピ、ガシャ!
子どもは目覚ましを押し、ベットでさっきまで見ていた夢を少し思い出そうとしていた。でも、思い出せなかったので諦めてベットから出た。
この男の子の名前は佐々木 純聖(ささき じゅんせい)。身長は普通より少し上。顔はまぁまぁで頭も悪く無い。
今日は十二歳になる自分の誕生日であった。自分の部屋を出るときにそれを思い出し、ニヤニヤしながら1階のリビングに行った。
この家は二階建て、屋上付きである。そして、純聖の部屋は二階にある。二階には他に、父の書斎と両親の寝室があるのだが、書斎には入ったことがない。そして、一階にリビングと客用の部屋があった。
純聖が一階に行くと、母がニコニコしながらまっていた。
「今日はなんの日でしょう?」
「純聖の誕生日!!」
「あったり!学校から帰って来てからパーティするから。」
「わかった。」
「それじゃ早く顔洗って、服着替えて、朝ご飯たべて。」
純聖はいつもの10分前には家を出ていた。
そして、いつも一緒に登校している幼なじみの二人の待ち合わせ場所に着くと、まだ二人は来ていなかった。
そして5分ぐらいたった時、一人の純聖より身長が高い男の子が近づいてきた。
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