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はっ!!
「おう!みんな目を覚ましたぞ!!」
「やっとかよ。」
「心配したぞ。」
そこは自分の家の一階のリビングだった。そして、自分の親と信と真美と真美のお父さんがいた。
「みんな!ありがとう。
もう大丈夫だよ。
お母さん、まだ純聖の誕生日?パーティーしようよ。明日は土曜日だし。ってみんなどうしたのそんな顔して。」
「どうってお前、その左目。」
「あぁ腫れちゃってる?」
試しに触ってみると、人の顔ってこんなに腫れるのかというぐらい腫れていた。
「いやそれもそうだが・・・」
「どうゆうこと??」
「鏡持って来てやれ。」
するとお母さんがいつも自分が化粧する時に使っている鏡を持ってきた。
「なにを言ってるの?左目がどうな・って・・る・・・えっ、えぇ!」
「分かったか?」
そこには、腫れている中に気味の悪い、黒々した左目があった。
「でもお父さん。この目だんだん元に戻って来てるよ。」
「そうか。良かった。」
「じゃパーティーやろぅ!」
すると信が
「何時だと思ってんだよ!」
と言った。
「何時って・・・」
そえして時計を見ると、零時を越えて一時前になっていた。
「え!誕生日終わった。」
「そこかい!」
「あっ!まぁありがとうな。俺の為にこんな時間まで。真美はお父さん来てるからいいけど信は大丈夫??」
「大丈夫・・・」
するとお父さんが、
「大丈夫。おっちゃんが送ってやるから。」
と言った。それを聞いた信は御礼を言っていた。
「それじゃもう解散?」
とお母さんに聞いた。
「もうって。純聖はもうかもしれないけどみんなはやっとなの。」
「そうか。みんなごめんな!」
すると真美が
「ごめんね。」
と言ってきたので、
「俺もごめん。」
と言った。
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