海と冒険とイマジネーション

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「あっ!!かおるー? どもども梅山ですー。」 若干の声の高ぶりが伺える第一声。 「一つ聞きたいんだが、お前って夜は何時からだと思ってるんだ?」 「えっ!? うーん…7時くらい??」 「現在時刻は?」 「6時5分過ぎた所ですねぇ………いえい!」 どうもテンションが下がらない様子。 「…ツッコム気が失せた。まぁいい。それで聞きたい事ってなんだ??」 「そうそう!!何着ていくべきかとか!!…その他もろもろ注意すべき点などご教授ねがいたい!」 「んー…女の子は…そうだな…シーに行く時の服装だが、春だからって薄着だと夜が寒くてシヌかもだぞ。」 「え"っ!?」 女の子がそう出さない声で反応してきた。 「シーは隣が東京湾だからな。夜には海風が目立つ。それにテーマポート毎に海があるからランドに比べたら余計だな。」 「??? シーの中に海??あったっけ??」 「まぁそれは追って話す。次にランドにも言えた事だが、ヒールで来るなよ?」 「え"っ!?!?」 つまりこの反応から 春に着るようなワンピースにヒールを合わせてくる予定みたいだった 「……足が尋常じゃなく痛くなるぞそれもランドよりもね。まぁその訳も明日説明してやる。」 「ふ…ふむふむ……。」 「あと行く前の注意点は…うーん…まぁ金は多くて損はないし…そんなもんか?」 「ほぉ…さすがかおる…」 「他に聞きたい事は?」 「あり余ってマス」 「よっし。それは明日歩きながら聞きマス。」 香がツッコミ気味で答えた後、ほんの少しだけ低めのトーンで遥が続けた。 「あっ……あと…一つ!。」 「ん?」 「もし…元気ない人とかがシーに行けば…元気になるのかな?」 「…………。」 「あたりまえだ。」 「そーだよね!!えへへ。それじゃあ夕飯の支度するからまた明日ねー!」 「おう。間違えて手切るなよー」 ピッ 「………。」 遥の発言の詳しい事は全然わからない。 だがきっと… 「オレの出る幕じゃない。だろうな…」 そう 予想が正しければ… 「んーやっぱり1人カラオケでもすぶ……ぶへっっくしょい!!!!」 「か…花粉症?…………み…認めないからなぁ!」ズズッ
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