プロローグ

2/3
前へ
/14ページ
次へ
どーもはじめまして皆様。 唐突ではありますが、わたくし桜井 香(かおる)はいま非常にぐったりしている。 そう。 あれは20分も前の事である。 ジャジャジャジャーン~♪ ジャジャj…ピッ!… 「はい、もしm…」 「かおるぅぅぅー!!!!!」 この“もしもし”も言わせてくれない位の慌てっぷりを見せ付けてくれた彼女の名前は梅山 遥(はるか)。 「……は…遥!? どうしたんだいきなり??」 「……こ…こ…ここどこー!!!」 「しらん。」 「ひどい……う…うわぁぁぁぁん」 すかさずツッコミを入れてみたがどうやらマジだった。 「わーかったごめん!!でも大まかでも場所を説明してくれなくちゃなんて言ったらいいかわからないですけどっ!!」 「うぅ……ヒッく……東京…ディズニー…シー」 「………なるほど」 昨日のはしゃぎっぷりの原因はこれだったのか。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加