始まりと仲間とキャンパスと

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「オレはぁぁぁ恵さぁぁぁんがぁぁぁ好きぃだあああああああ!!!!!!」 「そこサビなんだからちゃんと歌えや」 そんなこんなで今日は2人でカラオケに来ている。 「それに桃川さん彼氏いたんじゃなかったか??」 「そんなんんん関係ぃぃぃなぁぁぁぁ…」 「わかったわかった。」 それより… はるかはディズニーシー1回も行った事がなかったんだと、少し前からちょっと気になってた。 本人もディズニーが好きみたいだし、隣にいるのがあの桃川さんだから もう連れ回されて何回も行ってんだとばかり思ってた。 オレはお金の都合上まだ年パスはないが、保持者じゃない割になかなか回数を踏んでる者だ。 だからどっちもよく行くし、とりわけシーが好きなオレは地理はもちろん何が何処にあるか大抵のならわかるし、まぁ楽しみ方も知っているつもりだ。 だから… 「子供っぽいとか関係ないんだけどなー……」 「ん?どした??…つか!! オレの歌に惚れるのはいいが次の曲をちゃんといれい!!」 「はいはい今いれましたーー」 次の連休………バイトのシフト確認しとくか。 マイクのスイッチをいれながら立ち上がった。
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