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依頼人に頼まれ、ある女性を調べている。
私霧隠桔梗、忍者やってます。
あと高校生です一応。
けして戦国時代の話じゃないです。
学校で霧隠なんて名乗ったら周りに危険が生じる...なんてこともないけど一応五十嵐桔梗なんて名乗ってます。
話は逸れましたがなんかその女性に気付かれてるっぽいです。
やばいです。不覚です。
何故でしょう、今その女性がお風呂に入るところなのですがそれまで全然気付きそうにもなかったのに...。
それは彼女が上着を脱いだ頃だったかな?
なんだか私のほうをチラチラと見始めたんです。
そして下着を外すところで確実に私のほうを見ている。
完全に失敗だ...。
確かに鼻血は出してたけど垂れてない、拭いてたのに...。
こういう仕事は苦手なんだよ...。
女性の一日調べてくれだぁ?
そんなの自分の奥さん見てやれ、充分美しいだろ!
お前にはもったいな過ぎるんだよ!
ふぅ、さて逃げ...てあれ?
何これ...凄い目で囲まれてる...?
そこで何故か気を失った。
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