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華桜「ある方の助けをかり、私達はなんとか生き延びることができました。それからは…本当に平凡な生活。戦うことも、人を傷つけることもない生活。畑を耕し、作物を作り、たまには狩りをし…平民のくらしをしました。」
幸せだったなぁ。
華桜「勇希が産まれ、沖田さんは本当に幸せそうでした。」
愛しくて愛しくてたまらないと言うように勇希を抱き上げる沖田さんが忘れられない。
華桜「ですが…幸せは長く続かなかった。沖田さんは…私と勇希を残して、この世を去りました。」
私も一緒に連れて行って欲しかった。
共にいられるのなら地獄だっていいから…
華桜「私は勇希を育てあげ、命つきるその時まで精一杯生きました。」
それが沖田さんの望みだったから…。
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