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土方はそうニヤリと笑い近藤を見ると
恋魅を見た
「しばらくは屯所から出るのは夜になる
明るい内は中上からの使者が来る日もあるからな」
「わかりました…」
そう“微笑む”と沖田たちも笑顔になった
沖田の近くに部屋をもらった恋魅は
沖田が部屋に入り二人で話していた
「咳…酷いですね」
「風邪だから
大丈夫ですよ」
「……労咳では
ないんですよね?」
沖田は少し黙った後
恋魅の頬に手を寄せた
「大丈夫」
そう言うと
手を右目に添えた
「…見てもいいですか?」
頷くのを確認すると
恋魅の右目を隠している布をとった
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