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目をゆっくりと開くと
黒い瞳の左目とはちがく
橙色の瞳をした右目が開かれた
目のまわりには
小さな傷がある
「生まれた時から寄生してたから…
まわりの子に気味悪がられて…」
「こんな綺麗な瞳なのに…」
そう言う沖田の顔を見ると
沖田は微笑み右目まぶたに口付けた
「もう隠さないでください…
…髪も綺麗な橙色で
その瞳も髪も私は好きですよ」
「初めて…言われました
いつも気味悪いって言われてた…」
「そういえば
あなたたちは瞳が銀色にならないんですか?」
「心李が言った強さを手にいれると瞳はその光の色になるんです」
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