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「………」
なかなか入らない恋魅を見ると
左目だけが驚き心李を見つめていた
「あ?」
「嫌いだと…思った」
心李は頬を微かに赤く染めた
「んなわけねぇだろ」
「ありがとう」
「ほら
風邪ひくぞ」
手をひき傘に入れると
腕の中にいた猫が
鈴のような声で鳴いた
「何だって?」
「ありがとうって…」
「猫とお前に感謝されてんならよかったよ…」
話ながら心李の家まで歩くと
途中で元、新撰組
藤堂平助を見つけた
「そういえば
さっき新撰組見つけた…
泉が心の中にいた」
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