河東 翔

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時は過ぎ、3年生の秋。 高校受験に向けた面接練習は始まる。 3年生のクラスは1年前とは打って変わったクラスで、 俺の悪口を言う2ダースは全員 他のクラスになった。 そのうえ梨花が同じクラスだ。 だから面接練習も楽しみな部分があった。 しかしそこで、1つの決定的事実に気づく。 梨花が、自分と同じ高校を受験するという。 俺は梨花が心の支えになってくれたおかげでここまで来れた。 この高校を受験できるのは梨花の存在あってこそだった。 梨花と同じ高校を俺は、目指した。
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