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「あなたがお客ね」
少女が尋ねる
「えっ?あっ、はい!」
いきなりで硬直した。
「そんなに堅苦しくなることはないわ」
「あっ、すいません」
さっきから緊張しっぱなしだ。
「ウフッ。私はレミリア。この館の主よ」
「あ、主?し、失礼しました」
「謝ることは無いわよ」
「そうですか」
優しそうな人でホッとした。
と同時にホットな紅茶が出来たらしい。
メイドがそれを運んで来た。
「お待たせいたしました。紅茶です」
「ありがとうございます」
「いえ、あらっレミリアお嬢様、どうなさられました?」
メイドが尋ねる
「客が来たと聞いたから、来てみたの。そういえば今日は咲夜が見えないわね」
「咲夜様は今日は食料の買い出しに行かれております」
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