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センリは周りを見渡して聞いてみると、それを聞き付けたシエリアは手を上げようとすると、それより先にマリア達母親組がセンリとレオンの所に歩いてきて
「私達がやりたいわ
いいかしら?マリアさん」
「えぇ、勿論よ」
そう言って来ると、センリ達は顔を見合わせて頷き
「なら、ランvsマリアさん
次に今手を上げようとしたシエリアvsリリスちゃん
そして最後に俺とレオンだな」
「うー…
一番最初にやりたかったなぁ…」
【あはは、まぁドンマイ】
「フィル、あんた黙ってなさい
眠い言ってたじゃん、寝てこれば?」
【やだ、面白そうだし♪】
「はぁ、もう好きにすれば」
【うん!】
フィルは嬉しそうに笑ってシエリアの頭に手と頭を乗せてぶら下がった
「それじゃあ、外に行こうか」
「そうだな
では、行こう」
センリとレオンが先に出ていき、母親組、娘組+αが出ていった
「じゃあ、審判はどうするか…
なしでもいいか?」
レオンが少し考えた後、聞いてみると、シエリアは今度こそとでもいうように手を上げ
「あ、私がやりますよ」
「いいのか?シエリアちゃん」
「はい、いいですよ
あ、フィル頭から退いて重い」
【ちぇっ…
あ、好きにしていいってさっき言ってたけど、ボクもバトルしても?】
「駄目です」
拗ねたように頭から退くと思いついたようにシエリアにバトルしてもいいか聞くと、シエリアはフィルを見ずに即答した
「はぁ……
それでは、マリア対ランの戦闘を開始します
使用ポケモンは3体
ポケモンの交代…は…?」
と途中で止めて、困ったようにセンリとレオンの方を見ると、その視線に気付いたレオンが
「どうする、センリ
交代はありにするか、なしにするか」
「そうだなぁ…ありにしようか
勝ち抜きだと、勝ったポケモンは体力面で不利になるだろうからな
よし、ありだシエリア」
「うぃ、分かった」
返事をして再び前を向いて話そうとしたら、不意に止まって、センリ達を再び見ると
「えっと…
最初から??」
「はぁ…交代からでいい…」
と少し呆れたかのようにため息をついてセンリは答えた
「あ、うん
え~っと、ポケモンの交代はあり!
では、開始!!」
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