2人が本棚に入れています
本棚に追加
「フッ…そんなことか」
父さんに鼻で笑われた。なんかむかつく。
「高校に入ってすることないんだったら、部活か勉強かどっちかを死ぬ気で頑張れ!」
どっちもしたくねぇよ(┳◇┳)と思いつつ、父さんに聞いてみた。
「父さんだったらどっち選ぶ?」
絶対、部活って言うだろうな。
「部活だろ…そりゃ…」
やっぱりな( ̄∀ ̄)
しかし、父さんは昔、何部だったんだろう。
そういうの父さんと話したことなかった俺。この機会に聞いてみっか。
「父さん何部だったの?」
「………」
あれ?どうした?
「…水泳部…」
えっ?なんて?
今、小さい声でなんか言ったぞ。
吹部って聞こえた。
「父さん吹部だったの?」
意外…
「違う。水泳部だ。」
すごい剣幕で父さんが言た。
「………」
水泳部?あのブーメランパンツで泳いだりする羞恥プレイな部活か。なるほど…
「えーー!!!水泳部!?」
まさかあんな羞恥プレイな部活に見た目ヤクザの父さんが?
「(=゜-゜)(=。_。)」
「父さんラグビー部とかボクシング部だと思ってたよ…」
がたいもよく、顔に何ヶ所か傷後もあり、男らしい顔だちの父さん。
まさかの水泳部かよ。
すると、父さんが
「お前も水泳部に入れ!!」
えっ(°□°;)
まさか、息子の俺にあんな羞恥プレイの部活をしろと…
絶対やりたくないよ。
あんな部活。
「やだよ」
即答で言ってしまった。
「だろうな…。お前には向かんわな」
呆れ顔でこっちを見てくる父さん。
なんか、むかつく。
「なら、学校に行った時に部活見学に行って、水泳部を見てこい。そしたら、水泳部の凄さがわかるはずだ。」
なんてことを言い出すんだこの親父は。
「見るだけだったら行くよ。」
一応、その場を取り繕った。
でも、絶対入らねー。
最初のコメントを投稿しよう!