おめでとう

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「フッ…そんなことか」 父さんに鼻で笑われた。なんかむかつく。 「高校に入ってすることないんだったら、部活か勉強かどっちかを死ぬ気で頑張れ!」 どっちもしたくねぇよ(┳◇┳)と思いつつ、父さんに聞いてみた。 「父さんだったらどっち選ぶ?」 絶対、部活って言うだろうな。 「部活だろ…そりゃ…」 やっぱりな( ̄∀ ̄) しかし、父さんは昔、何部だったんだろう。 そういうの父さんと話したことなかった俺。この機会に聞いてみっか。 「父さん何部だったの?」 「………」 あれ?どうした? 「…水泳部…」 えっ?なんて? 今、小さい声でなんか言ったぞ。 吹部って聞こえた。 「父さん吹部だったの?」 意外… 「違う。水泳部だ。」 すごい剣幕で父さんが言た。 「………」 水泳部?あのブーメランパンツで泳いだりする羞恥プレイな部活か。なるほど… 「えーー!!!水泳部!?」 まさかあんな羞恥プレイな部活に見た目ヤクザの父さんが? 「(=゜-゜)(=。_。)」 「父さんラグビー部とかボクシング部だと思ってたよ…」 がたいもよく、顔に何ヶ所か傷後もあり、男らしい顔だちの父さん。 まさかの水泳部かよ。 すると、父さんが 「お前も水泳部に入れ!!」 えっ(°□°;) まさか、息子の俺にあんな羞恥プレイの部活をしろと… 絶対やりたくないよ。 あんな部活。 「やだよ」 即答で言ってしまった。 「だろうな…。お前には向かんわな」 呆れ顔でこっちを見てくる父さん。 なんか、むかつく。 「なら、学校に行った時に部活見学に行って、水泳部を見てこい。そしたら、水泳部の凄さがわかるはずだ。」 なんてことを言い出すんだこの親父は。 「見るだけだったら行くよ。」 一応、その場を取り繕った。 でも、絶対入らねー。
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