第一章

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 話しは戻り、父親はFCに近づきボンネットに右手をつき… 「そろそろ全部解体して、オーバーホールの頃何だけどなぁ」  っと囁くと、FCに背を向け近くにある椅子に座り煙草に手を伸ばした。 「フー…でも、この状態だからトシは乗れてるんだがなぁ…」  父親は頭をかきながら囁く。 「持つかなぁ…トシの車が決まるまで」  悩みながら、煙草を吸い続けた。  その頃…  
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