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「……ねぇ…一君」
「…………」
「一君…?」
「……すー……」
斎藤から穏やかな寝息が聞こえてくる
「寝ちゃったのか…」
沖田は斎藤を起こさない程度に髪を掬う
「……一君。僕は何時迄も君が好きだよ。別れが来ても…ずっと…君だけを愛してる…」
――そう遠くはない別れ…
僕が死んだら、君は泣いてくれるのだろうか……
君だけは…どうか幸せに……
―――――――了―――――――
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