沖田×斎藤

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《ふぅ… 今日も暇だなあ…》 沖田総司は【風邪】の悪化に伴い屯所での療養を余儀なくされていた 「沖田さん。失礼します」 「千鶴ちゃん?どうしたの」 「あの、これを…」 千鶴が差し出したのはお菓子の入った箱だった 「何これ。どうしたの?」 「斎藤さんに頂いたんです」 「一君に?で、何でそれを僕の所に持ってくるの?」 「沖田さん朝食の時あまり食べていらっしゃらなかったから…。甘い物なら喉を通るんじゃないかって斎藤さんが買ってきて下さったんです」 「ふーん…」 「あの…、お茶を用意しますので一緒に食べませんか…?」 「……、いいよ」 沖田はにっこり笑って言う 「本当ですか!じゃ、じゃあ早速お茶用意してきますね!」 、
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