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タランチュラ
はい、いきなり怖くて気持ち悪い生物です。
「ギャー!!クモなんか一生嫌いだーーー!!!」
↑みたいな方も多いと思います。
確かに大きいですし、毛むくじゃらですし、毒だってあります。
「コイツは危険だ……。出会ったら先手を取らないと、こっちが殺られるぞ!!」
こんな考えの人もいる、というかこっちの考えの方が多いでしょう。
「タランチュラだって!?そりゃあ最高だ!Let's 手乗り!!」
こんな考えの人なんてまずいないでしょう。(別にこの考えは異常ではありません、安心してください)
しかし、実際の彼らの毒自体は、人間に対しては大したダメージがありません!
威力が弱すぎるのです!!
毒である以上はアナフィラキシーショック(ハチ事故の死因)が起きる可能性もありますが、それ以外で死ぬ確率はとんでもなく低いです。
確かに、牙が大きい上に毒があるため、出血もするし傷は酷く痛むでしょう。
しかし、それだけです。
死にはしません。
「ジャングルでクモに噛まれてアイツは死んだんだ!毒が強いに決まってる!」
はい、確かにジャングルには死ぬ確率の高い毒を持つクモがいます。
ソイツに噛まれても、ソイツは小さいのでなかなか見つかりません。
かわりに、目立つタランチュラが目に入ります。
体はでかいし牙もすごい、犯人扱いされてもおかしくないですね。
はい、完全に濡れ衣です。
現在では、死ぬ確率が高い毒クモの正体が分かっているので、血清もつくられました。
学者ががんばった(元々学者達には知られていたかもだが)ため、タランチュラの濡れ衣は剥がされかけています。
彼らの毒が通用するのは小動物、昆虫程度なので、もし街中で見かけても怖がらないであげて下さいね?(街中にはいないだろうけど)
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