ヒョウモンダコ

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ヒョウモンダコ

猛毒を持つタコの仲間です。 海水浴場の注意書や、テレビ番組で見た事がある人も多いと思います。 彼らはそれだけ危険なことで有名なんです。 彼らに噛まれると、かなり高い確率で死亡します。 死ぬ事もある、なんて甘いレベルではありません! なんとか助かる事もありますが、応急措置とその後の手当ての早さに懸かります。 彼らの生息する場所は暖かい海辺の岩場で、場所によっては人間が普通に歩いて入れる場所に居ます。 網とケース持ってブラブラ遊んでる人はかなり危ないです。 危険な彼らの体色は通常黄色っぽいのですが、刺激を与えると縞模様に早変わりします。 自分が危険である事を敵に知らせてるんですね。 捕食者は、本能でそれに気付いて近付きません。 「そんな派手なタコ、すぐ見付かるだろ!」 そう思う人も居るでしょう。 しかし、彼らの大きさは10cm程度です。 岩場だって黒一色とかではなく、海綿や海藻などが付いてるため、色が決まってません。 黄色であろうと縞模様であろうと、彼らの姿を探すのは至難の技でしょう。 もちろん、彼らが人間を殺害するために積極的に襲っている訳ではありません。 自分の身を守るため、正当防衛みたいなものです。 ですから、彼らに噛まれたくなければあまり海辺の岩場には入らないようにしましょう。
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