僕の重さ、君の軽さ

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 君だけは信じてた  僕の救い人だと  けどやっぱり、ね  僕の気持ちは  伝わらなかった  君はどこまでも軽く  僕を挑発してきた  まるで深く刻まれた  傷跡を抉るように  ズクズクと溢れる  冷たい感情  助けの言葉さえも  呑み込まれる  どこか懐かしい感覚  また暗闇が襲ってくる  僕の重すぎた想いと  君の軽すぎる想いは  ぴたりと型に  ハマらなかった  叫んだ、  どこまでも  君に届かないと、  知りながら  また辛い言葉が重なる  "さよなら"  
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