プロローグ

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 黒い霧を吹き出しながら、体が腐っていく魔物の姿を、…私はただ呆然と見つめていた。 たしか私はギルドのDランクの依頼を受けていたはずだ。 「グ…ガガ……ググァ…ギヒ…ッ」 それが何故かSランクの魔物に襲われ、今はその魔物が目の前で"腐り落ちている"。 なんでこんな冗談みたいな状況になってしまったのだろう。
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