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「まぁ、これ以上の内容は選択授業の範囲にふれますので、魔法の話はこれまでにして話を戻します。
この世界には今私たちがいる世界以外にも天界、魔界、それ以外に異世界など、ありとあらゆる世界があります。そこからもっとも自分と相性のいい者を召喚することを使い魔召喚といい、召喚する為には、
使い魔の為に自分で作成した魔方陣と、"こういう使い魔を召喚したい"ということを魔方陣に指示する為の祝詞(ノリト)が必要になります。
召喚者は自分の使い魔の出す条件をクリアすると契約を結ぶことが出来ます。使い魔の出す条件には、自分を倒せとか、悪魔だったりすると死後の魂の所有権や性的に契ることを条件としてくる場合もあります。」
「「ええ~~~!!!」」
教室が騒がしくなる。
女生徒の中には青ざめている人もいる。
「静かに!あまりにも度の過ぎた契約条件を出す使い魔が召喚された場合、召喚破棄をすれば使い魔を元の世界に強制送還することが出来ます。だから安心しなさい。
ただし、使い魔が気にくわないからって理由では召喚破棄は出来ないから注意するように。
万が一そんな理由で召喚破棄した場合は、その使い魔の一族が全員で一族に屈辱と恥辱を与えたことに対する報復をしにくることがありますから、絶対にしないように」
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