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ゴーン…ゴーン…
チャイムが鳴り響く。
「…っと。今日の共通授業はここまでにします。明日の共通授業は使い魔召喚なので、各自自分なりの召喚魔法陣と祝詞(ﾉﾘﾄ)を考えておくように。」
授業が終り教室がざわめきだす。
「いや～、明日の使い魔召喚ドキドキしちゃうね～。」
隣にいたｱﾔｺが胸に手を当てながら言う。
「確かに、潜在能力が高すぎても、強すぎる使い魔の出す条件なんかクリア出来ないし、弱すぎる使い魔なんて出てこられても困るしね」
使い魔は一応魔法使いの顔と言っても過言じゃない。
万が一弱すぎる使い魔だったりすると周りに馬鹿にされる。
学園在住中に召喚した使い魔が弱すぎて、魔法使いの道を諦め別の道に進んだ人も居たくらいだ。
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