175人が本棚に入れています
本棚に追加
「腹減った……」
僕は呟く。
森の中ではいつだって死活問題、今日も食糧を探して彷徨っていた。
そんな時だったさ、何もない森の中に、誰だろうな、お菓子――――ポテトチップスとかいったか――――の食べ残しが捨てられていた。
臭いを嗅いだのだが、まだ食べられるらしい、特別気になる臭いはしない。
僕はそのカケラを一つ袋から出し、恐る恐る口へ投げ込む。
うめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大丈夫、毒は入ってないみたいだ。
おっと、舌鼓を打っている場合ではない、さっさと腹に入れてしまわなければ。
最初のコメントを投稿しよう!