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✒ 君と僕
君は身体を失ってしまった。
だから、僕は、もう君の可愛い声を聞くことは出来なくなった。
もう僕の目に君の姿は映らない。
これから君は、僕の心の中に姿を現す。
君の住まいは、僕の心というわけだ。
これから君と僕は、僕の心の家で暮らすことになる。
君が死んだことは辛かった。
でも君との生活が僕の心の家で始まると思うと、ちょっと楽しみだ。
それも僕が身体を失ってしまったら無くなってしまう。
その時、君も僕も身体を失った者同士として出会えるね。
それも楽しみだなぁ…て
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