第一章

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「舞~!準備出来たの?」 「出来たよ~!ちょっと待って~」 私は足利 舞。 世間から見たら田舎だねって言われるようなところに住んでます。 明日から2度目の夏休みなんだけど・・・ -------------------- ある日の夜 「舞~あなたに電話よ」 「はーい」 お母さんに呼ばれて誰からの電話だろ?と思いながら受話器を取った 「もしもし?」 「久しぶり。俺の事覚えてる?」 「もしかして竜兄ちゃん?」 「そうそう!覚えててくれたか~」 竜兄ちゃんというのは私の幼なじみ。 都築 竜之介っていうんだけど、爽やかで誰にでも優しい人なんだ。 ずっと憧れているのは内緒なんだけどね 「でもいきなり電話してきて・・・何かあったの?」 「実は舞に頼みたいことがあってな・・・」 ---------------------
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