第一章

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竜兄ちゃんの頼みっていうのは 東京にいる竜兄ちゃんの働いているところの厨房の人が怪我をして働けなくなったみたいで夏休みの間だけ働いてくれないかという話だったんだけど 私は一応料理が出来るっていうくらいで特別美味しいものなんて出来ないよって言ったら・・・ 「特別美味しいものじゃなくて、気持ちのこもった料理を作ってほしいんだ。それなら舞に出来るだろ?」 それなら・・・って思って引き受けちゃったんだよね すごく不安だけど竜兄ちゃんの力になれるならって思って引き受けたんだよね それで今日が出発日なんだ 忘れ物をしないようにしなきゃ!
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