僕の彼女は統合失調症

ファミレスデート

そして、次の日の午後6時50分頃…

カランカランーーー

僕は、ドキドキしながらファミレスに入った。

「いらっしゃいませー何名様ですか？」

「あっ、１人です」

彼女ではなかった。

中年のおっさんだ。

席を案内され、メニューを眺めた。
注文が決まり、呼び鈴を押す。
ピンポーン！
というチャイムが店中に鳴り響くと…